生活を楽にするために辞めたこと
はじめに
コロナ禍となって2年。収入が減って生活が苦しい! 皆さんはどう乗り切っていますか? 地方でフリーランスとして仕事をしてきた、昭和生まれの信州の母さん。実際に辞めた5つのことをお話しします。
1. 事務所を引き払った
仕事仲間と共に、2020年の春から借りた事務所。個人負担は2万円。借りた直後からコロナウイルスが蔓延し、思ったほどの使用頻度がなかったのです。打ち合わせはZoomになってしまい、時々打ち合わせで使う程度になってしまいました。
2021年の12月いっぱいで、事務所を引き払うことにしました。そこで固定費→2万円→0円/月→年間-24万円となりました。
※しかし、フリーランスにとって「事務所を借りている!」ということは、信用につながると考えていました。こうした価値観が世間的にも転換したなと感じています。元どおり、自宅を事務所に。とは言っても、長野市内の実家に8月に引っ越してきました。自室は古いけど広いので事務所として使用することにしました。
2. 普通乗用車を捨てた
息子が20歳になった頃に、今まで使っていたオフロード車を思い切って手放しました。4WDの軽自動車にチェンジ。それだけで車検1/3になりました。 税金も1/4に。 -70,000円/年です。
最近特に値上がりしたガソリン代。普通車の時に比べて軽自動車だと、2.5万円→1万円/月に! ガソリン代が-180,000/年となりました。
※実は地方では車はステータス?! というイメージがあります。またライターでもある信州の母さん。広い長野県の山間地の町村への取材もあります。冷静に考えるとオフロード車である必要はない。山間地や遠方の取材は、他のライターにお願いすることにしました。
3. 住居を移転した
いままでは、元夫の持ち家に住んでいました。娘が20歳になるまではという約束でした。そこで、21歳になる寸前の2021年8月に、両親の元に娘と二人で同居。入退院を繰り返していた父の介護がもう高齢の母一人では手に余る。だから持ちつ持たれつ。正直迷いましたが、姉や兄とも話し合って、両親を見送るまでという条件付きで決断しました。現在、生活費60,000円/月ずつ出し合って生活しています。これまでは、娘と二人、料理に関心がなかったためデリバリーやお弁当をひんぱんに買っていました。計算すると年間-240,000円の生活費減になりました。
※地方ではよく、離婚して両親と同居し子どもを預けて働くパターンが多い。離婚しても自立して暮らすのがかっこいい?! と信じていた私は、そのプライドを捨てることにしました。でも実際は、家事や介助、干渉される生活となり、自由というのはお金には変えられないなぁというのが本音です。
4. 固定電話をやめた
オレオレ詐欺的な営業の電話が頻繁に入る固定電話。FAXも勝手に営業のデータが送られてくる。固定電話は入りませんね。これを失くしたら3000円/月 -36,000円/年節約できました。携帯電話は契約を見直しました。(ahamo+WiFi)14,000円→10,000円/月程度。 -48,000円 /年となっています。
※固定電話がないと信用できない?! という時代はもうとっくに終わっていると思います。地方ではなかなか難しいでしょうが、取引先の皆さんには携帯電話の番号やSNSでのネット通話にしていただいています。コロナのおかげで不満を言われることは無くなりました。
5. TVを捨てた
TVを見なくなって約3年。無意識に見なくなってしまっていたのです。もともとバラエテイが苦手で、ドラマや映画好きでした。ですので、TVerなどのネットサービスで十分楽しめています。またNetflixとamazonプライムは息子や娘と共有。
引越しを機に、TVを捨てました。NHKの受信料年間27,000円が節約に。 代わりにamazon Prime4900円 -22,000/年
※地方ではNHKが情報源の中心?! はい、そうなのです。チコちゃんとかNHKのニュースとか、大河ドラマとか・・・。なかなか手強いです。まあ両親と同居したので、いやでも食事や団欒の時間に見ることができます。でも正直これからの人生にTVは必要ありません。
さいごに
上記5つ、トータルで-826,000/年の経費削減!! となりました。計算してみて自分でも驚きました。
地方には、残念ながら固定概念があります。快適な生活を送るために、地方の仕事や生活の常識を思い切って打ち破る。その勇気を出したら、自分が楽になりました。
事務所を持って、いい車に乗って、高い電話料を払って、TVに時間を取られる。そんな当たり前を捨てたら、グッと生活が快適になりました。
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信州の母さんのユーチューブチャンネルでは、フリーの編集者として30年。昭和生まれの信州の母さんが実体験をもとに、役立つ情報をお届けします。地方でのシニアの日常をもっと快適に。母さんと一緒に取り組んで行きませんか?