フリーランス / ライフスタイル

習慣化しなくていい。行き当たりばったりの人生を送ろう!

アナタは習慣化できていますか? 世の中では「習慣化」というテーマの書籍がたくさん出ています。朝早く起きて、ブログを書くとか、執筆するとか、毎日SNSを投稿する。筋トレやランニング、読書・・・・。

確かに、筆者の周りで、すごい人は毎日のルーティンをうまくこなして時間とお金を作っています。「習慣化ができる人が勝つ!」と信じてきました。でも習慣化できない自分を、アナタは責め続けていませんか?

🍎学校や会社員は習慣化の基本?

筆者は、朝起きたら、学校や会社へ行く。そんな当たり前のことが大嫌いでした。決まった時間に決まったことをするのが耐えらません。それをしないと「ちゃんとしていない」と見られ、「何で普通ができないの?」という強迫観念に苛まれてきました。

でも、会社に毎日ワクワクして行っている人はどれくらいいるのでしょうか。それは習慣化なの? それともやらないと生きて行かれないので仕方なくやっているの? という疑問を持ちます。

そして、筆者は好きな時間に起きて、好きな時間に食べて、好きな時間に仕事して、好きな時間に映画を見たり、人と会ったりする。そんな人生を27歳で手に入れました。

以来、30年間、フリーランスとして、習慣化なしの人生を送ってきました。

🍎習慣化の呪縛からなかなか抜け出せない

「朝早く起きなきゃ」「毎週決まった時間に読書をしよう」「午前中は時間を決めて仕事する」「使ったものはすぐ片付ける」「仕事の締め切りは早め早めに習慣的にやろう」などなど。

実は、フリーランスになっても、日常生活のルーティンを習慣化しようと、何度となくトライしました。習慣化をしないといけない、という呪縛からなかなか抜け出せませんでした。

結局、原稿は締め切りギリギリになり何とかこなす。朝は起きられない。読書は同じ時間にはできない。散歩もランニングも同じ時間にやろうとすると三日坊主です。正直、食事さえも同じ時間は難しい自分がいました。

習慣化って本当に必要なのか? 疑問に思いつつ、必死に仕事や子育てをこなす毎日が30代までしばらく続きました。

🍎やりたいことをやりたい時にやれないのが人生?

40代になると、子どもの弁当や、部活の送り迎えなど、子育て上の習慣に苦痛を感じます。そして、学費や生活費のために、パートタイムで二つの仕事を掛け持ち、さらに空いている時間はフリーランスとして締め切りに追われます。やること多すぎで、考える暇がありませんでした。

周りを見渡せば、朝5時に起きて自分の時間を上手に作っている、すごい友人たちがいます。でも自分にはできません。多忙な中でも習慣化に苦しみ自分を責め続けました。

そして40代後半には、そのストレスがアルコールへと向かいました。不思議と毎晩アルコールを飲むのは上手に習慣化できていました(苦笑)。心と体と仕事と家族関係に支障が出て、50歳になって断酒に踏み切ったのです。

習慣化できない、自分はダメな人間なんだ! という観念に、結局は、ずっとずっと縛られてきました。習慣化に惨敗です(泣)。

🍎無駄に習慣化することをやめた!

50代になって、断酒をきっかけに、習慣化はするべきなのだろうか? とようやくここで気づいたのです。習慣化できないのが自分の特性なんだと。だから、習慣化に無駄にトライするのはやめよう。いっそのこと習慣化できないことを前提に生きよう! そう割り切ることができました。

するとどうでしょう。例えば散歩しようかなと考えた時のことです。

「散歩をしないと痩せられない、健康になれない」ではなく、「散歩をしたらどんな自分に生まれ変われるんだろう?」「散歩は楽しい! 毎日歩きたい」と思えるようになりました。散歩はほぼ毎日歩いていますが、時間はバラバラ。コースもバラバラ、やりたくない日はやりません。でも散歩したくてたまらないくらい楽しいのです。もしかして飽きてやめるかもしれない。それでいいと考えています。それが自分なんですから。

読書もしたい時にします。朝もやりたいことがある時は抜群に早く起きます。夜は映画やドラマが見たい日は思い切り見て夜更かしします。それでいいのです。それで!

仕事は、締め切りギリギリでいいと割り切ります。だから仕事に取り掛かるまでは、忘れる時間が長く心はいつも自由です。以前は、締め切りを気にするあまり、うつ状態に陥って、他のことも何も手をつけられない日が続いていました。

🍎行き当たりばったりの人生を謳歌する。

行き当たりばったりは、実は柔軟性の証です。レジリエンスという言葉を知っていますか。しなやかに柔軟性を持って強くあることです。

見たい映画を見て、読みたい本を読んで、繋がりたい人とつながって、好奇心を持ってやりたいことをやる。仕事も家事も、介護も子育ても、全てが自分の人生です。やらなきゃならないことは、覚悟を決めて率先してやります。そして、常に時間的に余裕を持つように、頭を使って考えます。

自分を責めることはやめて、できない自分を受け入れる。行き当たりばったりで生きるのです。時間があって、頭が自由なのだから、「YouTubeはじめよう」「イベントを視聴しよう」「新しい仕事に挑戦しよう」「美味しいもの食べに行こう」と、思い立ったら即実行できます。

そして、介護の真っ最中ですし、災害も多い昨今、万が一のことが起きたら、自分を信じて対応します。覚悟を決めて生き抜きます。

行き当たりばったりの素晴らしい人生をアナタも送りませんか? あまりお勧めできないですが(苦笑)

動画での説明です。良かったらご覧くださいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial